佐々木小世里の「ちょっとだけ弾んでみる?」

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ついに対面!

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昨日、できたてのホヤホヤと対面できました!
本作りって、なんて大変なんでしょう。
ほんとうにたくさんの行程を経て一冊になることの重みをしみじみと体験できました。
何度も愚痴っていますが、作文は苦行でした。
どうしてイラストレーターのわたしが「この年になって」わざわざ得意でもないことに挑戦しなくちゃいけないの?
天に何度もつばを吐いては「ありがたい挑戦なんだ」と思い直し、たまに石ころに八つ当たりをしながら暗闇を歩いた。
それなのに、すっかり苦しかったことを忘れているじゃありませんか!!
反省しても長続きしない性分はいやなこともついでに忘れちゃう良い性分にも作用するみたい。
7/12に書店に並んで、運が良ければ1ヶ月くらいだけ平積みに置いてもらって、「あっ、いるいる!」って少しにやけて。そうこうしているうちに棚に背表紙だけちょこっと顔が見えるようになって、「まだ、いるいる」ってちょっとだけほっとして。雪が降る頃には「あっ、もうこの本屋では扱ってくれないんだな〜」と目を伏せるようになって、年が明けると「見つけられない」ことが淋しくて北海道の本のコーナーを避けたりするんだろうな〜。わっ、なんだかすごく湿っぽい。

原稿用紙1枚ほどの文字数しかない新聞の記事では伝えられなかったものを補足できたら。
そんな思いも、なんとか作文することに向き直るモチベーションだった。
けれど、読みやすく軽く、おもしろく。というお題目で、どんどん伝えたい思いは薄っぺらくなってしまった。
この部分だけ、やっぱり心残りです。
せっかく、題材として書くことを許していただきながら申し訳ない気持ちがいっぱいです。
どうか、わたしが書いた断片を大きく膨らませて、想像力豊かに読んでくれる方がたくさんいてくれますように。
今の願いはそれだけです。
わ〜なんだか辛気くさいなぁ。とにかく、作って出していただくんだから
もう、つべこべ言い訳してたらダメですね。
本のデザインも印刷のカラーも申し分ない仕上がりなんです!
もうね、我が子のようにかわいがりますよ。大目に見てくださいね!
どうぞよろしくお願いします〜〜!!


by koyopab | 2017-07-05 09:20