佐々木小世里の「ちょっとだけ弾んでみる?」

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2016年 06月 16日 ( 1 )

思いっきり外で遊べない子が2万人という。

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滝川市の丸加高原にある「そらぷち」の活動を知ったのは
HTBのノンフィクション番組だった。もう、10年近く前のことだったと思う。
全国には小児がんや心臓病など、難病に苦しみ、思うように屋外で遊べない子どもたちが2万人もいて
その子どもたちが安心して遊べる場を作りたいという故横山医師の思いが「そらぷちキッズキャンプを作る会」の始まりというものだった。
その後、同局ではドラマを制作し、活動をわかりやすく伝え、小さなうちから耐えることを強いられている子どもたちの
切なさをひしひしと訴えかけていた。
12年前に始まった活動は多くの支援によって、4年前に素晴らしい施設が完成し
年に10回ほどの本キャンプが実施されているという。

病を抱える子どもの家族にとって、子どもが得難い機会を持つことはうれしいことだ。
けれど、どんなに楽しみがあったとしても、1ミリでも危険にさらすことはあってほしくないもの。
スタッフは、そのための事前準備を念入りに行うことが基本だ。
キャンプには多くの人手が必要であり、ボランティアを買って出る人も少なくない。
けれど、けっして、生半可な気持ちでは参加できない。
私費で集まった人たちは、泊まりがけで研修を行い、子どもたちに向き合う準備をするという。
真剣に誠実に作り上げたプログラムでおおいに子どもたちに遊んでもらう。
大人たちがあげられる素敵な時間。
参加した子どもが成長し、ボランティアとして戻ってくることもあるという。
好奇心旺盛な時期に、病院の白い壁を見つめていることしかできなかった子どもたち
家に戻っても、外で遊ぶ子どもたちの声を遠くに聞くしかできなかった子どもたちが
一度だけでも、森へつながる木道を歩き、ひらひらと舞う蝶を見つけ、
耳元をブーンとかすめるハチにドキッとすることは
どんなにか深く感性に響き、胸に刻み込まれることだろう。

滝川のまちでは、いろんなところで募金箱が見かけられる。
札幌に住むわたしにできることの一番の近道は、サッポロドラッグストアに設置されている募金箱を見つけたら
すかさず募金をすることだ。
小さなこと、ささやかなことが、スタッフの力になり、子どもたちに還元される。
「そらぷち」のことをもっと知りたいと思う。
けれど、まずは、募金から。
そらぷちキッズキャンプ





by koyopab | 2016-06-16 09:32